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アロマフローラ   

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アロマセラピストでありクリスタルヒーラーでもあるとんちゃんのアロマな暮らし

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オーストリア旅行(No.3)

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早朝6時、母から電話。
「起きてる?もったいなくて寝てられへんから、散歩行こうよ♪」と誘われ、のそのそ起きて出かけた私。
朝の空気は最高に気持ちいい♪
見渡す限り、素敵な建物に囲まれて、
歩いているだけで幸せ気分。
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まあ、好奇心旺盛な母なので、公衆トイレまでのぞいてみましたとも。
(内緒ですけど・・・・男性トイレの受け皿があまりに高い位置にあったので、みんなどうやって届くのかしら?とちょっと心配に・・・よけいなお世話でしょうけど(笑))
「あれは何?これは何?」と聞かれても、
「たぶんウィーン大学だと思う」とあいまいにしか答えられない、地図もってくればよかった。
全ての建造物が芸術だー。
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ホテルに戻って皆を起こして朝食へ♪
今回全ての日程に朝食はつけてあるので、毎朝バイキング(食べ放題)である。
バイキングとなると、皆、盛大に盛り付けて、欲張って食べてしまうのが世の常。(我が家だけ?)
子供達が控えめに盛り付けようものなら・・・
「ちょっとー、もっと食べなさい。」とあわよくば、昼ごはん代を浮かせる勢いの私。
しかしこのホテルの朝食はよかった。
とくにヨーグルトにかけるベリーソース、甘くなくて最高だったなー♪
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とにかくゆっくりペースで事を進めねばならぬ。
不満が出ぬくらいのちょうどよいペースを模索しながら考えた今日の一日の始まり・・・・
まずは「シェーンブルン宮殿」
かのマリーアントワネットがモーツアルトに子供のころ求婚されたというエピソードもある宮殿である。
歴史をたどれば、ナポレオンもいたし、エリザベートも、そして
戦争中には、ヒトラーやロシア、フランスに占拠されていた時期も長い。
歴史に興味がなくとも、
ぜひとも一目見てみたい宮殿の一つには違いない。
シェーンブルンへは、地下鉄で一回乗り換えるだけで簡単に行ける。
まあ、6人の地下鉄での移動はそれだけで一大イベントなのだけれど・・・それはそれで楽しい♪
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駅を降りて、人の流れにそっていけば・・・・そこは宮殿。
玄関まで遠いよ。(まあ、広い敷地ですわ。敷地内を汽車ぽっぽで移動できるのもうなずける)
そして、じゃじゃーーーーん、夢にまでみたシェーンブルン宮殿ですよ。
シシー(徹底的に美を追求したエリザベートのお部屋が見てみたかったのよね♪)
なんと日本語の説明録音機が各自手渡されるので、
ツアーでなくとも、詳しい説明が聞けるのが本当によかったわー。
子供達には退屈だったようで、あっという間に駆け抜けていったけどね。(もったいない)
私は、全ての部屋の説明を丁寧に聞きましたとも。
あー、感動♪(もちろん、あっという間に忘れてしまうんですけどね)
ちょっぴり歴史の風を感じましたわ♪
ドレスでもきて見学できたらいいのにね。(コスチューム貸し出しなんていいと思うな。気分もりあがるやん。ある人はモーツアルト。ある人はフランツヨーゼフ。そして私はシシー(誰?笑ったの))
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宮殿内よりお庭の方が、子供達はよかったみたいね。
嬉しそうに走りまわってたし、花に感動してた。
庭に出たとたん、エネルギーも軽ーく、とってもリフレッシュ♪
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遠くの丘の上に見えるグロリエッテ、絶対あそこまでは行くと決めていた。
だって、あそこにはCAFEがあるというのだから。
丘を登るのは、じじ様、ばば様には本当に大変なことなんだけどね・・・・
「あそこから見る景色は最高なのよー♪」と励まし励まし登りきった!えらい!!!
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達成感というのはいつの時もすばらしいもの♪
皆が笑顔になり、私もCAFEを目の前にわくわくする。
ここから見る宮殿も格別、市内も見渡せて王様気分味わえます♪
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そしてお姫様気分でいただくお茶・・・・最高♪
とはいえ・・・お腹すいてきた私達は、お茶ではなく、ランチタイムとなったのだけれど。
天井の高い素敵なグロリエッテ。
もちろん観光客だらけでざわついてはいるけれど・・・・なんとなくゆっくり時が流れるのよね。
これぞヨーロッパの醍醐味かしら?
帰りは、汽車ポッポにのって駅近くまで行けたので、
思ったほどみんな疲れてなくて、
「もう一軒CAFE行ってケーキ食べるか?」
「おーーーー!!!」と行く気まんまん。
プランとしては、超有名なシテファン教会に行くことだったのだが、
ここはCAFEとケーキで釣る戦法。(注:最初から教会に行くなどと口にしてはいけない。教会嫌いな子供達の前では・・・にやり)
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教会に到着したら、有無を言わさず「展望台」へ(エレベーターなので簡単)
(私としては、教会内でのんびりするのが好きなのだけれど、すぐに飽きる人達がいるので)
展望台は老若男女、誰でも楽しめるものですから♪
高所恐怖症が若干入ってきている私としては、かなり怖かったねー。
(だって、足元がシースルーの階段やってんもん)
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下を見たら、あんなに小さちゃな馬車たち・・・・あー、中世に迷い込んだみたい。(好きやわー)
この後は、地下のカタコンベー見学(王族の人たちの心臓を除く内臓が保存されているので有名。なんと体本体と心臓と内臓を別々に3つの教会に埋葬してあるのだ・・・・どんな意味があるのか、知ってる人がいたら教えてー。)
カタコンベー、ここは母のたっての願いで行くことになったのだった。
なんでも本を読んでると何度も出てくるのに、本物を見たことが無いから見たかったらしい。
それにしても不気味だった。
その昔、ウィーンにお墓が足りなくて、ここにどんどん人が埋葬されたもんだから、
骨(頭蓋骨も)がまるで薪のように積んであるのが丸見えなのだ。(暗闇がますます恐怖)
私はももちゃんとくっついて最後までなんとかクリアー。
さて、あれだけ楽しみにしていた母の感想は
「あの説明してくれたお兄さん、かっこよかったねー。歯並びもきれいやったわ♪」ですと。
確かに、スマートな方で、ドイツ語と英語で丁寧に説明してくれたのよね・・・・ま、母にはその両方が聞き取れなかったのだから、顔ばかり見てたんでしょうね♪
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さてさて、CAFEですよ。
ケーキが食べれるっちゅうんで、素直についてきたんだっけね。
皆がぶつぶつ言う前に見つけなくてはなりません。
ささっと見渡し、ガイドブックをチェック、
最短でケーキが有名なとこ・・・・・
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今日のチョイスはここ「ゲルストナー」
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カプチーノ・・・おいしゅうございました♪
ミランジュ・・・最高です♪
ケーキの数々・・・各自大喜び。
特にげんちゃんは、大好きなアップルケーキをどこに行ってもオーダーしておりましたが、
こちらのが最高のお味だったとか・・・
私はかの有名な「ザッハートルテ」を半分子。
おいしいけど、甘くて、一つは無理。
どんなにおいしそうなケーキも、どうしても(私には)甘すぎるので、
やはり、おいしいコーヒーと雰囲気を味わいつくすのが、ウィーンのCAFEの醍醐味かと・・・

そして、ここで一旦ホテルで昼寝に帰った。
私は一時間かけてアロマ風呂を楽しみ・・・・各自一時間昼寝する者、ごろごろする者。
ところでここで誤算が・・・母とももちゃんが同じ部屋だったのだが、
母の昼寝を邪魔して楽しんだらしい・・・・母かんかん。
「もう、ちっとも寝られへんかったわ。」ですと。
明日から昼寝タイムは子供部屋と大人部屋にわけなくては・・・・
夕食は、簡単に食べれるようにサンドイッチを購入しておいたので、部屋でささっと済ませて、
出発した先は。
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じゃじゃーん♪
オペラハウスでーす♪
ここのチケットとるの苦労したのよね。(話せば長くなるので。ま、とにかく、ベストな席を並びで取ることができたので、めっちゃ楽しみにしてたのー♪「フィガロの結婚」、イタリア語わからないし、対翻訳で、全部しっかり読んでおいたし下調べも完璧)
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父もめちゃ喜んでくれて、「ほーー、これはすごい席やなー」と。
一段下がった所のオーケストラも全部丸見え。
席ごとに、セリフ(歌)の対訳が出るようになってたけど、全て英語。
ま、ご想像どおり・・・げんちゃんは、ほぼ90%は寝てましたな。
ももちゃんは、半分まで堪能し、後半撃沈。
母も、半分は楽しんで、(昼寝できなかったこともあり)後半は、うつらうつら。
父は、すごく楽しめたみたいで、よかった♪
だんなさんも私も、本も読んでたし、対訳もあったのでほぼ理解できて、
歌も音楽もぜーんぶ堪能できて、一生の思い出に♪
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休憩時間まで楽しいのよね♪
おしゃれにシャンパンと行きたいところだったけど、寝てしまう恐れがあったので、
ジュースをいただいて、その場の雰囲気を楽しんだ♪
あー、自分達が絵の中に溶け込んだみたい。
感動しいで、妄想が得意な私は、すっかりヨーロッパ人になったつもり。(めでたいねー♪)

充実した一日は終わり、
日本にいたときは、安定剤がないと眠れなかった父も、薬無しでぐっすり眠れたらしい。
この後、その他の薬も半分にまで減らして・・・・父はどんどん元気になっていった。
by tonchanwakuwaku | 2012-06-23 12:58 | 旅日記

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