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アロマフローラ   

aromaflora.exblog.jp

アロマセラピストでありクリスタルヒーラーでもあるとんちゃんのアロマな暮らし

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文化の違い

お国が変われば、文化も習慣も違うということで・・・
先日の英会話クラスでそんな話になった。
(そのクラスには、日本人、韓国人、スペイン人、フィリピン人が参加していた)
たとえば、フィリピンでは友人や知人を食事に招待する。
もちろん日にちも時間も約束している。
だが・・・・・その時間になっても、その友人が現れないときがあるのだそうだ。
えーーーー!?どういう意味?まず、日本人には理解できない。
すっぽかすってこと?
すっぽかすとかそういう深い意味はなく、ただなんとなくやめてしまうという事が多々あるらしい。
別に、連絡も謝罪もいい訳もないらしい。。。。。
でも、ちゃんと来る事もある。
だから、とりあえず料理は準備しておかなくっちゃいけない。
うーん、すごい習慣だ。
けんかにならないのかって聞くと、ま、その反対もある(自分もすっぽかしたりする)から、
そうゆうものだと受け止めるらしい。。。。

ただ、話してくれたその方は、海外生活も長く、久しぶりにその習慣に接すると、なんでー?って思うので、事前に何度も確認するようになったらしい。

次に日本でも京都での習慣の話が出た。
一回招待されたぐらいでは、のこのこと遊びに行ってはいけないらしい。
そして2回目、3回目くらいにやっと本当に遊びにいってもいいということだそうだ。
「いつでも遊びに来てくださいねー。」という言葉は、ただの挨拶で、本当に招待しているのではないという話。
これまた、海外の方にはびっくり。(そんなややこしいー)
私は大阪出身なので、そんな習慣は無いので、私もびっくりした。
母が京都出身なので、遊びに行くのは親戚ばかりだから、そんな習慣は知らなかったのだ。

そういえば韓国に来たときに、
「日本人は人を招待するのを嫌がるでしょう?」って何度か韓国の人に聞かれた。
私は人を呼ぶのが好きなので、その質問にびっくりしたのだけど、
一般的にはそう思われているのかもしれない。

スペインの人は、「おいでと言ったら、本当に招待してます。」と他の人の話を聞いてびっくりしたように話していた。
しかも、近所の人には鍵を渡してあって、何かのときには中に入ってチェックしてもらったり、
犬や猫の世話を交代でしたり、引っ越して空家にしているので、一時帰国するときに連絡すると、近所の人が総出で家に入って掃除して料理までして待っていてくれるそうだ。
これまたすごいねー♪

それを聞いた韓国人の方が・・・
「信じられない。他人に鍵を渡したり、勝手に家に入ってもらったりするのは、嫌だー」と言っていた。
確かに、日本人でもそうゆう習慣はない。

私がアメリカに居るとき、アメリカの友人たちのおおらかさに驚かされたものだった。
「鍵を渡しといてあげるから、私がいなくてもいつでも入って休んでていいよ。」と言ってくれる人もいたし。
「いつでもおいで」といわれていただので、よくお茶に行ったり、お昼ねさせてもらったりした。
たいがい家はちらかったままだった。
散らかったままの家に招待されると、家族のように接してくれているようで、私は嬉しかったけどね。

ヨーロッパの人は、バカンスで家を数週間開けている間、だれかに家をかしてあげることは嫌ではないようだ。
友達が勝手にしばらく住んでいるとか、よく聞いた。
もちろん荷物はそのままの状態でである。

その話をしているときに、ヨーロッパの文化の根本にはクリスチャニティー(キリスト教)があるから、シェアー(みんなで分ける)することが良い事だし当然という考え方があるからじゃないかなーということに落ち着いた。
なるほど、文化の底には、宗教的な要素も絡んでくるのだ。

韓国という国には、今尚流れているのは儒教という考え方。
これを知らないと、お付き合いは難しい。
私はまだ外人としてみてくれるからそれほど堅苦しくはないけれど、慣れてくるにしたがって、やはりしっかりとした礼儀というものが今尚あることがわかってくる。
年上の人を立てるから、年齢を知ることはとても大切なので、見知らぬ人からも突然年齢を聞かれること多々あり。(最初はびっくりしたけど、もうなれた)
そしてどこに住んでいるのか。家の広さはどれくらい?ご主人の仕事は?
かなりプライベートなことまで、見知らぬ人からずばずば聞かれるのだ。(なれないとびっくりだ)

海外に住んでいると「日本人は○○だー。」とか、「韓国人は○○だー」とか良く聞くし、感じる。
民族的な特徴というのは、やはりあるから。
でも、やっぱい究極には個人個人の違いというものがあって、一概にそうとは言えない部分もあるのだけど。

とにかく今の私は、いろんな韓国人と知り合って、韓国という民族、韓国という文化、習慣にますます興味がわいてきた。

韓国人という人達、熱くて情が深い。
これはどこからきているのか、とんちゃんの探索はまだまだ続くのであーる。
by tonchanwakuwaku | 2008-05-16 09:36 | つぶやき

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